第20回ウ・タント記念講演を2月6日(月)に開催します
2月6日(月)、エルサルバドル共和国のカルロス・マウリシオ・フネス・カルタヘナ大統領をお迎えして、ウ・タント記念講演を開催します。
エルサルバドル:民主化への道のり
ウ・タント記念講演が20回の節目を迎える今年は、エルサルバドルでチャプルテペックの平和条約が締結され、10年以上続いた内戦に終止符が打たれてから20年目でもあります。フネス大統領は今回の講演で、和平協定が結ばれたあと、エルサルバドルで着実に進んでいる民主化プロセスについて語ります。
フネス大統領はかつて文学の教師をしていた時代、オーディオビジュアルを活用したコミュニケーション教育を重視。その後、国営教育テレビ局のリポーターに転身、テレビ界で華やかなキャリアを築きました。1980年代後半、ニュース報道で知られる民間のチャンネル12に移り、その分析的な政治報道が左派や労働者階級の強い支持を集めました。また、CNNのスペイン語放送のリポーターを長年務め、その間の調査報道の実績が評価され、1994年に南北アメリカのジャーナリズムを対象としたマリア・ムーアズ・カボット賞を受賞するほか、いくつかの栄誉にも輝いています。
2007年9月、国民的人気を買われてファラブンド・マルティ民族解放戦線(FMLN)から大統領候補指名を受け、2009年3月に当選を果たしました。2009年6月1日から5年任期で大統領に就任、対立勢力との融和を図る現実路線の政権運営を行っています。
- 日時
- 2012年2月6日(月) 15:00-16:30
- 場所
- 国連大学ウ・タント国際会議場
- 主催
- 国連大学、日本学術会議、米州開発銀行 (IDB) アジア事務所
- 言語
- 日・英・スペイン語の同時通訳
- 詳細及び申込み
- 国連大学のウェブサイトから
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