公開講座 「グローバリゼーションの負の側面」

1月27日(木)、国連大学公開講座 地球規模課題シリーズ「グローバリゼーションの負の側面」を開催します。スピーカーにはラメシュ・タクール氏をお迎えします。

近年加速するグローバリゼーションは、正と負の側面を持ち合わせています。

darkside-of-globalizationすなわち、繁栄と発展をもたらす強力な手段として人々や社会に受け入れられる一方、企業が暴利をむさぼる帝国主義的な要素が世界市場で拒絶されることもあります。

また何百万にも及ぶ人々を貧困から救い、尊厳のある生活へと導くこともあれば、多国籍テロリズム、薬物密輸、人身売買、組織犯罪、マネー・ロンダリングや世界規模の流行病の蔓延を助長するという、ネガティブな影響も否定できません。

今回のセミナーでは『The Dark Side of Globalization』(国連大学出版部刊)の編集者であるラメシュ・タクール氏が、西アフリカの武器密売、南アジアの武装蜂起、ジハードの活発化など、グローバリゼーションが国際システムにもたらす負の側面を指摘します。このような非市民社会がグローバル化を契機にどのように意思を主張するのか、また反対に政府、国際機関および市民社会はこのような問題にどのように対処していくのかを論じていきます。

 
日時
1月27日(木)  15:00-17:00
場所
国際連合大学 5階 エリザベス・ローズ会議場
スピーカー
ラメシュ・タクール(ウォータールー大学教授)
「グローバリゼーションの負の側面」
コメンテーター
長谷川祐弘(法政大学教授)
言語
英語のみ
申込み先
1月26日までにInteractiveseminar@unu.eduまでお申込みください。
詳細はこちらをご覧ください。

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